歯周病

歯周病専門医と認定医の違い|学会資格を見る時のポイント

    投稿日:2026年6月4日 | 最終更新日:2026年9月9日

    「歯周病の相談先を探していたら、認定医、専門医、指導医という名前が出てきた。何が違うのだろう」。資格の呼び方が似ていると、どこを見て選べばよいか迷いますよね。

    大切なのは、資格の正式な名前と認定する団体を確認し、ご自身の悩みに対してどのような診療を受けられるかを知ることです。このページでは、資格の違いと、受診前に確認したい点を分けて説明します。

    症状の確認検査・診断治療と再評価
    歯周病は症状だけで判断せず、検査、診断、治療後の再評価で状態を確認します。

    認定医と専門医は、同じ資格ではありません

    日本歯周病学会では、認定医の資格を取得したうえで、さらに研修や審査を経て歯周病専門医を目指す仕組みがあります。現在の新規申請案内では、認定医取得後に研修施設で2年間研修し、審査試験に合格した後、日本歯科専門医機構による認定を受けると説明されています。

    確認する資格制度上の位置づけ患者さんが確認したいこと
    日本歯周病学会の認定医同学会の認定制度に基づく資格。専門医取得へ進む際の前提となります認定する学会、歯科医師本人の氏名、正式な資格名
    歯周病専門医認定医取得後の研修と審査を経る専門資格。現在の新規認定には日本歯科専門医機構が関わります現在の認定情報と、実際に担当する医院・診療日

    専門医資格は、一度取得すれば更新なしで続くものではありません。継続して学び、更新要件を満たす仕組みがあります。ただし、資格は治療結果を保証するものでも、すべての方に同じ治療を勧めるものでもありません。

    制度の確認には、日本歯周病学会の認定医制度歯周病専門医の新規申請案内、日本歯科専門医機構の一般向け説明が参考になります。

    「指導医」や、別の学会の資格はどう見ればよいでしょうか

    日本歯周病学会と日本臨床歯周病学会は、名前が似ていますが別の学会です。「認定医」という部分だけを抜き出して、すべて同じ資格として比較することはできません。

    日本臨床歯周病学会では、歯周病認定医、歯周病指導医、歯周インプラント認定医、歯周インプラント指導医の制度を設けています。指導医には、認定医を目指す歯科医師の教育・指導に関わる役割があります。同学会の認定制度の説明で確認できます。

    また、「学会に所属していること」と「その学会の資格を取得していること」は分けて見ましょう。所属学会の一覧だけで専門医資格の有無を判断せず、歯科医師の氏名と資格の正式表記を確認すると分かりやすくなります。

    資格の次に、ご自身の悩みへの説明を確かめてください

    資格を確かめたら、診察で何を相談したいかを考えてみましょう。たとえば、次のように具体的な言葉で伝えてかまいません。

    • 「治療を続けていますが、まだ出血する場所があります。今の状態を知りたいです」
    • 「抜歯が必要と言われました。理由と、残す治療を検討できるかを聞きたいです」
    • 「歯を残したいのですが、治療にどのような負担や限界があるのかも知りたいです」

    説明を受ける際は、現在の状態、勧める治療とその理由、ほかの選択肢、期待できることと難しいことを確かめてください。分からない言葉が出てきたら、聞き直して大丈夫です。

    「専門医だからすべて任せる」だけでなく、ご自身が大切にしたいことも共有しましょう。歯をできるだけ残したい、食事をしやすくしたい、治療への不安を減らしたい、といった希望は、方針を話し合ううえで大切です。

    資格を持つ先生が、希望する医院で担当するかも確認します

    複数の医院があるグループでは、資格のある歯科医師の紹介が、そのまま全医院・全診療日の担当を意味するとは限りません。希望する医院の所在地と、相談を担当する歯科医師を確認しておくと、行き違いを防ぎやすくなります。

    予約時には「歯周病の専門的な相談を希望しています」と伝え、担当日や予約方法を確認してください。治療途中の方は、これまでの説明や検査資料について、何を準備するとよいかも尋ねておきましょう。

    名簿に記載された所属と医院の案内が異なる場合は、すぐに資格の有無を決めつけず、現在の勤務先・担当を医院へ確認してください。資格の確認と、受診先の確認は別の作業です。

    よくある質問

    認定医では十分な治療を受けられないのでしょうか?

    資格名だけで、ご自身に必要な診療を受けられるかどうかは決まりません。まず状態を説明してもらい、医院で対応する内容と、必要に応じて専門的な相談や紹介を検討する内容を確認してください。認定医や一般の歯科医師の診療範囲を、一律に狭く考える必要はありません。

    専門医を受診すると、手術を勧められますか?

    専門医への相談と、手術を受ける決定は別です。まず検査結果やこれまでの治療をもとに、なぜ追加の治療が必要なのか、ほかの方法はあるのかを説明してもらいましょう。資格だけで処置が決まるわけではありません。

    資格がある先生の診療は、すべて自由診療ですか?

    資格名だけで費用や保険の適用が決まるわけではありません。最初に、ご自身にとって医学的に勧められる診療とその理由を確認し、そのうえで費用や通院の見通しを相談してください。説明を聞くことと、治療に同意することも別です。

    六本松で、納得できる歯周病の相談を

    スマイルライン歯科・矯正歯科六本松では、安心・安全を大切に、患者さんがご自身の状態と選択肢を理解して診療を選べる説明を重視しています。

    資格名に詳しくなくてもかまいません。「何が起きているのか分からない」「今の治療方針について相談したい」というところから、お話しください。診療内容は六本松の歯周病専門医の診療案内もご覧いただけます。

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