投稿日:2026年6月8日 | 最終更新日:2026年9月9日
寝ているお子さんから「ギリギリ」と音がすると、歯が削れてしまわないか心配になりますよね。歯ぎしりは子どもにも見られますが、音に気づいたことだけで、すぐに装置や矯正治療が必要と決まるわけではありません。
まず確認したいのは、歯や顎に困りごとが起きていないか、眠っている時の呼吸などに気になる様子がないかです。「音だけで相談してよいのかな」という段階でも、歯科でお口の状態を確認できます。

歯ぎしりの音と、治療の必要性は分けて考えます
歯ぎしりには歯をこすり合わせる動きのほか、食いしばりも含まれます。寝ている時だけでなく、起きている時に無意識に行っている場合もあります。軽いものは治療を必要としないことがありますが、歯の損傷や痛みがあれば対応を考えます。歯ぎしりの解説(米国国立歯科・頭蓋顔面研究所)
「大きな音だから重症」「音がしないから問題なし」とご家庭だけで判断せず、実際のお口と本人の困りごとを確認しましょう。
受診時に伝えたい、7つの確認項目
すべてを調べたり、毎晩見守ったりする必要はありません。普段の生活で気づいた範囲を伝えてください。
- いつから気づきましたか。 最近始まったのか、以前から時々聞こえるのか、気づく頻度も分かる範囲でお知らせください。
- どんな時に起きますか。 就寝中か、起きている時の食いしばりか、分かる範囲で構いません。
- 歯の見た目に変化はありますか。 欠けたところや、以前よりすり減ったように見えるところがあれば伝えましょう。
- 歯が痛い、しみることはありますか。 冷たいものや食事の時など、困る場面も教えてください。
- 顎や顔に痛み・だるさはありますか。 起床時の訴え、口の開けにくさ、噛みにくさも相談内容になります。
- 眠っている時の呼吸はどうですか。 よくいびきをかく、息が止まるように見える、苦しそうに息をする様子があればお伝えください。
- 日中の様子や体調に変化はありますか。 眠そう、朝の頭痛を訴える、服薬が変わったなど、気づいたことを共有しましょう。
これは病気を判定するチェック表ではありません。項目がいくつ当てはまるかではなく、診察で確認すべきことを伝えるための手がかりです。記録や動画がなくても受診できます。
痛みや歯の変化がある時は、次の定期検診を待たずに相談を
歯が痛い・しみる、欠けた、顎が痛くて食べにくいなど、生活に支障がある時は、予約時にその症状を伝えてください。「歯ぎしりだと思う」と決めつけず、痛みや変化の原因を診てもらうことが大切です。
診察では、歯の状態や顎の痛みなどを確認し、対応が必要かを考えます。すぐ処置をしない場合にも、次に何を確認するか、どんな変化があれば早めに連絡するかを聞いておきましょう。
いびきや息が止まる様子は、歯ぎしりとは別に確認します
繰り返す大きないびきや、睡眠中に息が止まるような様子がある場合は、小児科や耳鼻咽喉科などにも相談してください。歯ぎしりがあるだけで睡眠時無呼吸と診断できるわけではなく、呼吸の問題には医科での評価が必要です。子どもの睡眠時の呼吸に関する方針(米国小児歯科学会)
「歯並びを治せば呼吸も必ず良くなる」と考えて、装置だけで済ませないことも大切です。歯科で取り組めることと医科で確認することを分け、お子さんに必要な対応を相談しましょう。
原因を決めつけず、本人を責めないでください
歯ぎしりには複数の要因が関わると考えられており、「ストレスだけ」「親の接し方のせい」と一つに決められるものではありません。無意識に起こることもあるため、「また歯ぎしりしている」と叱るより、本人が困っていないかを聞いてみましょう。原因と家庭での対応に関する専門家の解説
就寝時刻を整えるなど、休みやすい生活を考えることも相談の一つです。薬を飲んでいる場合は名前や変更時期を受診時に伝え、自己判断で中止しないでください。
歯を守る装置を勧められた時は、何を防ぐための装置なのか、使い方や確認の時期を聞きましょう。歯の保護と、歯ぎしりそのものが止まることは同じではありません。市販品を自己判断で使い続けず、成長中のお口に合う対応を相談してください。
六本松で、お子さんの歯と日々の困りごとを一緒に相談できます
相談では、「なぜ今この対応を勧めるのか」「ほかにどんな選択肢があるのか」を確認してください。必要な対応を理解したうえで、通院や費用も含め、ご家族が納得できる方法を考えていきましょう。
スマイルライン歯科・矯正歯科六本松では、安心・安全を大切に、お子さんのお口の相談を受け付けています。歯ぎしりの心配に加えて、普段の歯みがきや虫歯予防の疑問もお聞かせください。永久歯のむし歯ゼロを目指す予防と、今起きている困りごとへの対応を、それぞれ大切にします。
診療の案内は六本松の小児歯科・子どもの歯並び相談をご覧ください。予約時は「歯ぎしりの相談」とともに、痛みや歯の変化があるかもお知らせいただくと、相談内容が伝わりやすくなります。
