小児歯科

萌出性歯肉炎とは?永久歯が生える時の腫れ・痛み・出血

    投稿日:2026年8月9日 | 最終更新日:2026年8月9日

    六本松の小児歯科/生えかけの奥歯と歯ぐき

    萌出性歯肉炎とは?
    永久歯が生える時の腫れ・痛み・出血

    6歳臼歯などの永久歯が生える途中で、歯ぐきが赤く腫れる、磨くと出血する、噛むと痛い時は、萌出性歯肉炎の可能性があります。

    安心・安全を大切に、単なる生え替わりと決めつけず、汚れ、むし歯、外傷、感染の有無を確認します。

    生えかけの永久歯と歯ぐきを確認する恐竜ファミリー

    萌出性歯肉炎が起こる理由

    永久歯が歯ぐきから少しだけ見えている時期は、歯の高さが低く、歯ブラシの毛先が届きにくくなります。歯の一部へ歯ぐきが被っていると、その下に食べかすやプラークが残り、赤み・腫れ・出血・痛みが起こることがあります。

    「萌出」は歯が生えてくることを意味します。萌出性歯肉炎は生え替わり期に見られますが、強い腫れや発熱などは別の感染も考えて早めに診察します。

    このような症状を確認してください

    赤み・腫れ

    生えかけの奥歯の周りだけ歯ぐきが赤い、盛り上がっている。

    出血

    歯みがきや食事で出血する。磨くのを嫌がり、さらに汚れが残る。

    噛む時の痛み

    被さった歯ぐきを噛んで痛い、反対側だけで食べるようになった。

    口臭・味

    汚れがたまると、口臭や嫌な味を訴えることがあります。

    家庭での磨き方

    1. 明るい場所で、歯がどこまで見えているか確認します。
    2. 歯ブラシをいつもより横から入れ、生えかけの噛む面へ毛先を当てます。
    3. 腫れた歯ぐきを強くこすらず、歯と歯ぐきの境目を小刻みに磨きます。
    4. 痛みが強い日は、やわらかめの小さな歯ブラシを使います。
    5. 磨けない状態が続く時は無理をせず、歯科医院で清掃と確認を受けます。

    出血があるからと歯みがきを完全に中止すると、汚れが増えて炎症が続くことがあります。ただし、強い痛みや膿がある場所を無理に刺激しないでください。

    小児歯科で確認すること

    • 永久歯が生えている方向と歯ぐきの被さり方
    • プラーク、食べかす、歯石の有無
    • 生えかけの歯や隣の乳歯のむし歯
    • 噛み合わせで歯ぐきを傷つけていないか
    • 膿、発熱、顔の腫れなど感染のサイン
    • 6歳臼歯の溝とシーラントの必要性

    清掃と歯みがき方法の調整で改善を目指す場合もあれば、腫れの原因に応じた処置が必要な場合もあります。

    早めの受診が必要なサイン

    • 顔まで腫れている、発熱や強いだるさがある
    • 口が開けにくい、飲み込みにくい
    • 膿が出る、強い口臭や悪い味が続く
    • 痛みで眠れない、食事や水分が取れない
    • 数日間丁寧に磨いても腫れが悪化する
    • 歯をぶつけた後から腫れた

    呼吸や飲み込みに影響する強い腫れがある場合は、歯科の診療時間を待たず、救急相談を含めて早急に医療機関へ連絡してください。

    6歳臼歯をむし歯から守る

    6歳臼歯は永久歯ですが、生え始めは一番奥にあり、歯ぐきが被って磨きにくい歯です。炎症が落ち着いた後も、フッ化物配合歯磨剤、仕上げ磨き、必要に応じたシーラント、定期確認を続けます。

    萌出性歯肉炎でよくある質問

    自然に治りますか?

    歯が生えて清掃しやすくなり、汚れが減ると改善することがあります。強い腫れ、痛み、膿がある場合は診察が必要です。

    出血しても磨いてよいですか?

    軽い出血だけなら、やわらかい歯ブラシで優しく汚れを落とします。強い痛みや大量の出血がある時は無理に磨かず相談してください。

    シーラントで歯肉炎も治りますか?

    シーラントは歯の溝のむし歯予防を目的とする処置で、歯ぐきの炎症そのものを治す処置ではありません。炎症が落ち着き、歯が生えた状態を見て必要性を判断します。

    乳歯が残っていることが原因ですか?

    歯の生え方や乳歯の状態が関係する場合はありますが、すべてではありません。生え替わりと噛み合わせを確認します。

    生えかけの永久歯と歯ぐきを、痛みが強くなる前に確認します

    スマイルライン歯科・矯正歯科六本松/六本松駅徒歩1分/土日祝も診療・水曜休診

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