萌出性歯肉炎とは?永久歯が生える時の腫れ・痛み・出血

投稿日:2026年8月9日 | 最終更新日:2026年10月15日

六本松の小児歯科/生えかけの奥歯と歯ぐき

萌出性歯肉炎とは?
永久歯が生える時の腫れ・痛み・出血

6歳臼歯などの永久歯が生える途中で、歯ぐきが赤く腫れる、磨くと出血する、噛むと痛い時は、萌出性歯肉炎の可能性があります。

安心・安全を大切に、単なる生え替わりと決めつけず、汚れ、むし歯、外傷、感染の有無を確認します。

生えかけの永久歯と歯ぐきを確認する恐竜ファミリー

萌出性歯肉炎が起こる理由

永久歯が歯ぐきから少しだけ見えている時期は、歯の高さが低く、歯ブラシの毛先が届きにくくなります。歯の一部へ歯ぐきが被っていると、その下に食べかすやプラークが残り、赤み・腫れ・出血・痛みが起こることがあります。

「萌出」は歯が生えてくることを意味します。萌出性歯肉炎は生え替わり期に見られますが、強い腫れや発熱などは別の感染も考えて早めに診察します。

このような症状を確認してください

赤み・腫れ

生えかけの奥歯の周りだけ歯ぐきが赤い、盛り上がっている。

出血

歯みがきや食事で出血する。磨くのを嫌がり、さらに汚れが残る。

噛む時の痛み

被さった歯ぐきを噛んで痛い、反対側だけで食べるようになった。

口臭・味

汚れがたまると、口臭や嫌な味を訴えることがあります。

家庭での磨き方

  1. 明るい場所で、歯がどこまで見えているか確認します。
  2. 歯ブラシをいつもより横から入れ、生えかけの噛む面へ毛先を当てます。
  3. 腫れた歯ぐきを強くこすらず、歯と歯ぐきの境目を小刻みに磨きます。
  4. 痛みが強い日は、やわらかめの小さな歯ブラシを使います。
  5. 磨けない状態が続く時は無理をせず、歯科医院で清掃と確認を受けます。

出血があるからと歯みがきを完全に中止すると、汚れが増えて炎症が続くことがあります。ただし、強い痛みや膿がある場所を無理に刺激しないでください。

小児歯科で確認すること

  • 永久歯が生えている方向と歯ぐきの被さり方
  • プラーク、食べかす、歯石の有無
  • 生えかけの歯や隣の乳歯のむし歯
  • 噛み合わせで歯ぐきを傷つけていないか
  • 膿、発熱、顔の腫れなど感染のサイン
  • 6歳臼歯の溝とシーラントの必要性

清掃と歯みがき方法の調整で改善を目指す場合もあれば、腫れの原因に応じた処置が必要な場合もあります。

早めの受診が必要なサインと緊急時の対応

  • 顔まで腫れている、発熱や強いだるさがある
  • 口が開けにくい、飲み込みにくい
  • 膿が出る、強い口臭や悪い味が続く
  • 痛みで眠れない、食事や水分が取れない
  • 数日間丁寧に磨いても腫れが悪化する
  • 歯をぶつけた後から腫れた

息が苦しい、飲み込むことが難しい、口の中が大きく腫れている場合は、通常の予約や歯科の診療時間を待たず、直ちに救急受診してください。強い痛みや発熱、顔の腫れがある場合も、単なる生え替わりと決めつけず、早急に歯科医院へ連絡してください。

6歳臼歯をむし歯から守る

6歳臼歯は永久歯ですが、生え始めは一番奥にあり、歯ぐきが被って磨きにくい歯です。炎症が落ち着いた後も、フッ化物配合歯磨剤、仕上げ磨き、必要に応じたシーラント、定期確認を続けます。

萌出性歯肉炎でよくある質問

自然に治りますか?

歯が生えて清掃しやすくなり、汚れが減ると改善することがあります。強い腫れ、痛み、膿がある場合は診察が必要です。

出血しても磨いてよいですか?

軽い出血だけなら、やわらかい歯ブラシで優しく汚れを落とします。強い痛みや大量の出血がある時は無理に磨かず相談してください。

シーラントで歯肉炎も治りますか?

シーラントは歯の溝のむし歯予防を目的とする処置で、歯ぐきの炎症そのものを治す処置ではありません。炎症が落ち着き、歯が生えた状態を見て必要性を判断します。

乳歯が残っていることが原因ですか?

歯の生え方や乳歯の状態が関係する場合はありますが、すべてではありません。生え替わりと噛み合わせを確認します。

生えかけの永久歯と歯ぐきを、痛みが強くなる前に確認します

スマイルライン歯科・矯正歯科六本松/六本松駅徒歩1分/土日祝も診療・現在は一時的に水曜休診

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