投稿日:2021年7月14日 | 最終更新日:2023年12月1日
すきっ歯の治療を得意とする歯科クリニック
ほんの小さな隙間でも、見た目に大きな影響を及ぼす「すきっ歯」
人と話をしたり、口を開けて思いっきり笑うと歯の隙間が目立ってしまう……。
そんないわゆるすきっ歯のことで、お悩みを抱えていらっしゃいませんか?
隙間の大きさにもよりますが、歯を削らない・痛くない治療が可能です。
当院は大学病院と同じ高度な専門診療を行える院長が、患者さんの希望にそった治療方法をご提案します。
すきっ歯のお悩みなら、福岡市中央区六本松にある歯科クリニック「スマイルライン歯科・矯正歯科六本松」に御相談下さい。
すきっ歯の原因は大きく分けて3つ。
歯の大きさ・生え方だけでなく、歯並びに影響を及ぼす悪い癖、歯周病などがあります。
1. 顎と歯の大きさのバランスが悪い
顎の大きさに比べて歯の大きさが小さい場合、隙間が収まりきらずすきっ歯になってしまいます。
決して異常ではないですが、生まれ持って歯の数が少ない、歯が小さいという体質の方もいらっしゃるので、その場合も隙間ができやすくなってしまいます。
2. 唇を咬むなどの悪い癖がある
舌を前に出したり、唇を咬むなどの悪習癖がある場合、周りの筋肉の力で前歯が出てきてしまい、隙間ができることがあります。
3. 歯周病や、奥歯を失った
歯周病の症状が進行していくと歯を支える土台の骨や歯茎が弱くなると、歯がぐらつき前歯が出て隙間ができることがあります。
また、奥歯が無くなった場合も咬み合わせの負担が前歯に大きくかかるため、歯の移動が起こり隙間ができることがあります。
当院では、まず原因をつきとめ原因から診断することが重要だと考えています。
原因を把握していなければ、治療をしてもまた隙間ができてしまうことがあるからです。
そのため、治療を行う前にしっかりと診断を行っています。
すきっ歯のチェック項目
- 歯が小さくないか
- 舌を出したり、唇を咬む癖はないか
- 歯周病で歯がぐらついてないか
- 奥歯はしっかりしているか
すきっ歯の治療法
ダイレクトボンディング
ダイレクトボンディングは、歯と歯の隙間をプラスチック(ダイレクトボンディング)で埋め、自然で美しい口元をつくる治療方法です。
歯の表面に処置をするだけなので、歯を削る必要がありません。そのため痛みもなく、1回の治療で完了します。
2mmほどの小さな隙間まで対応可能で、その日のうちに美しい形と色を回復することができます。
ダイレクトボンディングは、プラスチックを使い形の整形、色合わせを行うため医師の技術力に仕上がりが大きく影響してしまう難しい治療です。
福岡市中央区の「スマイルライン歯科・矯正歯科六本松」のダイレクトボンディングは、他の歯科医院とは一味違います。
歯の形や色の形態回復を専門とする審美補綴治療に長年従事していた院長自らが治療を担当。
毎日使ううちに色が変わってきてしまいますが、補修も安易で、こまめなクリーニングを行うことで長持ちさせることも可能です。
- メリット
- ・一回で終わる
・歯を削らない、痛くない
- デメリット
- ・大きな形の変化まではつけられない
・時間が経つと色が変わってしまう
セラミック治療
ダイレクトボンディングでは対応できないような大きな隙間や、歯の形に問題があり大きく形態を変更する必要がある場合はセラミック治療が適応となります。
白くきれいな色の歯をご希望の場合もセラミック治療がおすすめです。
セラミック治療には、「ラミネートべニア法」と「セラミック矯正治療」の2種類があります。
1. ラミネートべニア法
ラミネートべニアとは、歯の表面を0.5mmほど削りセラミックのシェルを貼り付けすきっ歯の隙間を埋める治療法です。
例えるならば、つけ爪のようなイメージです。ラミネートべニアは、すきっ歯の治療だけではなく、変色した歯を白くしたり、短い歯を長く、斜めの歯を真っ直ぐにしたりするなど、形と色を同時に改善することができます。
材質がセラミックのため、治療後の変色はほとんどなく、汚れがつきにくいためいつも清潔な状態を保てます。さらに歯茎との馴染みも良く審美的にも優れているのも特徴です。
しかし、歯並びや咬み合わせにより、大きく形を変えなければならない時には適応外となります。
また、非常に薄いセラミックを使用するため、欠けてしまうケースもあります。
- メリット
- ・歯の色もきれいに白くできる
・歯の形をきれいにできる
- デメリット
- ・歯を少し削らなければならない
・材質が薄い
2. セラミック矯正治療
セラミック矯正治療とは、すきっ歯の隙間をオールセラミッククラウン(セラミックの被せ物・差し歯)で治す治療方法です。ラミネートべニアよりも歯を削る量が多くなってしまいますが、セラミックの被せ物にすることにより、歯の大きさや形を大きく変更することが可能で、隙間を埋める役割も果たします。
歯並びのがたつきが多かったり歯の大きさにばらつきがあったりする場合、オールセラミッククラウンを被せることによって、歯の大きさ・傾きを修復し、全体的にバランスのとれた前歯に変えることが可能。歯の色や形も患者様一人ひとりに合わせ自由に変えられます。
- メリット
- ・歯並びをきれいにできる
・歯の形をきれいにできる
・歯の色をきれいに白くできる
- デメリット
- ・歯を削らなくてはいけない
矯正治療
矯正治療は、器具を使い歯を正常な位置へ移動させる、昔から変わらない最も合理的な治療方法です。矯正治療は歯を削らず行え、治療時に人工物修復物を体に入れることもないため、最も体に優しい自然な治療といえます。
すきっ歯がある場合の多くは、他の歯の並びも乱れているケースが多いため、全体的な総合治療を希望される場合は矯正治療の適応となります。
ただ、どうしても治療期間が長くなり、金属のワイヤーや装置を装着しなければなりません。
すきっ歯だけであれば2~3ヶ月ほどで治ってしまう方もいらっしゃいますし、近年ではマウスピース型矯正や、表からは見えない舌側矯正の技術も進歩しています。
患者様の希望に応じてさまざまな提案をいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
- メリット
- ・出っ歯やがたつきのある歯並びでも、
全体が治せる
・歯を削らない
・目立たない矯正治療もある
- デメリット
- ・治療期間が長くなる
・金属製の装置を付ける場合がある
- 歯と歯の間が空いているいわゆる「すきっ歯(空隙歯列)」。
あなたはどんな印象をお持ちですか?
実は、すきっ歯に対する印象は世界各国で異なります。例えばフランスでは、上の前歯の中央が空いていると、そこから幸運が呼びこまれるといって「幸運の歯」と呼ばれ、異性にモテるんだそう。
そのため、女優さんやモデルさんもあえて治療せずに、そのままにしている人が多いようです。
その人の個性を自然な美しさととらえるフランスらしい考えですね。一方、日本や中国、韓国などのアジアでは、「すきっ歯は、すき間から幸せが逃げる」といったように、フランスとはまったく逆。
とくに日本では、審美面でも「見た目がよくない」「恥ずかしい」と、その印象はあまりいいものではありませんし、コンプレックスにしている方も多いようです。
もしすきっ歯にお悩みでしたら、様々な治療法がございますので、お気軽にご相談ください。